「夜職から昼職へ転職したいけど経歴はどう話せばいいの?」
「履歴書に水商売をしていたと書いても大丈夫?」
「特別な資格を持ってるわけではないし、どんな職場や業界が自分に合うのか分からない…」
このような悩みがある人向けに、元ホストで現在は人材紹介業もしている僕が詳しく解説していきます。
まず最初にお伝えしたいのは、夜職経験があるのはデメリットではなくあなたの最大の武器だということです。
自信を持って転職活動をして大丈夫ですからね。
もし嘘をついたり隠し事をして転職できたとしても、いつかバレたり自分自身のストレスになって上手くいきません。
そもそも面接官もプロなので、どこかギクシャクとしたあなたの態度を見抜いて不審に思うでしょう。
そんな状態で転職活動をしても上手くいかないのは当然ですよね?
夜職から昼職への転職で大切なのは、あなたの夜職経験の強みを活かせる業界に行くことです。
そのために必要な面接対策や履歴書の書き方を紹介します。
詳しくはこちらの動画でも解説しています
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夜職から昼職への転職が難しい理由
夜職から昼職への転職が難しい理由は主に3つです。
- 面接で自分の職歴を上手く話せない
- 履歴書の書き方がわからない(とくに資格や学歴がない場合)
- 夜職経験しかないと自分にあう業界や職場がわからない
これらの理由から企業に採用されなかったり、せっかく就職できても仕事に馴染めず水商売に出戻りする人が多いのです。
対策とあわせて詳しく見ていきましょう。
面接で職歴のことを上手く話せない
夜職から昼職への転職でまず悩むのが「面接の際にどう話せばいいか分からない…」ではないでしょうか。
たとえばキャバ嬢やホステスなどの場合は、業界経験者であるか?出勤はどのくらいできるか?勤務時間の希望などが面接で聞かれることです。
時給交渉をする場合には、前のお店のお客さんを連れてこれるか?なども聞かれたことはあるでしょう。
しかし、これらはあくまでも夜職独特のものであり昼職への転職で聞かれることはありません。
また、夜職経験があることを話すべきか?と悩んだり、できれば隠して転職活動をしたい!と考えている人も多いでしょう。
しかし、この状態で採用面接を受けてもどこか濁しながら適当に答えるだけでチグハグな受け答えになりがちです。
採用担当者もプロなので、面接で噓をついていないか?怪しくないか?などは見抜いてしまいます。
基本的には夜職経験しかなくても正直に話す方が転職活動は上手くいくものです。
あなたの夜職経験も武器になりますし、できるだけその経験を活かせる業界や職場を選ぶ方がいい転職ができるものです。
履歴書を書くのが難しい
夜職から昼職への転職の悩みどころといえば、履歴書をどう書いたらいいかわからない…ではないでしょうか。
「採用されるために嘘を書くしかないのか?」
と考えている人もいるでしょう。
結論ですが、履歴書に嘘を書くとバレますし経歴詐称として軽犯罪法違反や詐欺罪として罪に問われる可能性もあります。
また、せっかく採用までいっても取り消しになったり、企業側に損害を与える内容だと損害賠償請求をされることもあります。
そうならないためにも履歴書はきちんと書くべきなんです。
履歴書に嘘を書いてもがバレる理由ですが、前職の源泉徴収票を提出した際にバレます。
源泉徴収とは転職先の企業に提出する書類ですが、以前働いていた企業(つまり転職前であれば今のお店)と併せて確定申告をするので、企業名や収入を知ることができるのです。
また、夜職ならではのバレる理由として職場の同僚や取引先にお客さんがいたなどもあります。
現時点では知り合う予定のなかった人でも、そのお客さんがこれから転職して接点を持ってしまう可能性もあります。
夜職経験はいつかバレるかもしれないので、履歴書にはきちんと書いておきましょう。
どうしても履歴書に夜職経験を書きたくない人向けの転職方法は後ほど紹介します。
自分に合う業界や職場がわからない
夜職から昼職への転職が難しい理由ですが、自分に合う業界や職場がわからないのも大きな理由です。
夜職経験が長い人や、夜職でしか働いたことのない人ほどこの状態に陥りやすいといえます。
水商売や風俗経験があると様々な業界の人と接してきたでしょう。
しかし、それはお酒の席や接待などの場でしかありません。
実際にその人の業界事情(愚痴を聞いたことがあったとしても転職の役には立ちません)を知ってことにはなりませんしからね。
また、夜職経験が長いと昼職の友人も少なくなりがちなので、自然と「世間一般の普通の情報」から遠ざかってしまっているんですよね。
夜職から昼職への転職を成功させるのには、ある意味で夜職の感覚は忘れ、自分の本来の気質や目標に合う業界や企業を見つけることが大切です。
夜職より昼職の方が職場の人間関係は難しい
夜職から昼職への転職が難しい最後の理由は、人間関係の難しさです。
世間一般の社会人は何かしら我慢をしながら働いています。
もちろん夜職女性も我慢していますし、受けるストレスは大きいといえます。
しかし、それはお金がもらえるから我慢できていたのは事実ですよね?
もしろそれが全ての人も多いでしょう。
昼職の場合の人間関係で悩んでもお金はもらえませんし、人生経験のズレからあなたがストレスに感じることも多いでしょう。
たとえば金銭感覚のズレも人間関係に影響してきます。
こういった夜職と昼職とのズレ=つまり違和感によって、夜職に出戻りしてしまう女性が少なくありません。
転職はゴールではなくあなたの第二の人生のスタートです。
転職してから今よりもっと楽しく、あるいは普通の幸せを感じれれるようになる必要があります。
これから夜職から昼職への転職でおすすめの方法を紹介します。
夜職から昼職へは転職エージェントの活用がおすすめ
夜職から昼職への転職でおすすめの方法は、転職エージェントを使うことです。
転職エージェントとは、就職活動のサポートをしてくれる企業です。
有名な転職エージェントである「リクルート」「ビズリーチ」などはCMや広告で見かけたことがあるでしょう。
じつは、この転職エージェントのなかには夜職から昼職への転職に特化した企業があるのはご存知でしょうか?
詳しく解説していきます。
面接&履歴書対策をしてくれる
夜職から昼職への転職に特化しているエージェントでは、夜職経験しかない女性でも面接や履歴書対策をしてくれます。
どう書くべきか?はもちろん、面接の際にはどんな質問が来るかなどの対策や練習にも付き合ってくれます。
最大のメリットは、夜職から昼職への転職に特化しているからこそ、じつは就職先もそのことを知ったうえで採用してくれることにあります。
転職エージェントは提携している企業への人材紹介をする際に、水商売や風俗経験者と事前に伝えてくれます。
つまり、あなたの夜職経験を知っているだけでなくメリットとして受け入れてくれる企業ともいえます。
転職エージェントはどうやって利益を得ているか?
転職エージェントは提携している企業に人材を紹介することで紹介料を得ています。
業界や企業にもよるのですが、紹介した人材の初年度年収の3割程度です。
紹介してもらった企業側は「人材募集するための宣伝広告費」などを大幅にカットできるだけでなく、自社にとって信頼できる人材を紹介してもらえるのがメリット。
あなたが転職先を紹介をしてもらう際に、無料で履歴書や面接対策をしてくれるのは利益のためなので、遠慮なく夜職から昼職への転職に活用しておきましょう。
夜職経験の活かせる職種をピンポイントで紹介してくれる
紹介したとおり、夜職特化の転職エージェントなら、紹介してくれる企業と連携をとってくれています。
そのためあなたの経験や希望を最大限考慮したうえで転職先を紹介してくれます。
「接客が好きでキャバ嬢になった」
「お客さんと連絡をとるのがめんどくさくて風俗嬢になった」
こんな女性は多いでしょう。
また、元々接客が好きでキャバ嬢になったけどお客さんを相手にしているうちに疲れてしまい、接客業以外の仕事をしたくて転職したい!と考えている人もいるでしょう。
こういったそれぞれの希望を理解したうえで、あなたに合う業界や企業を紹介してくれます。
あなたより先に転職をサポートしてもらった人も、今のあなたと同じような悩みを抱えていました。
夜職独自の悩みは誰しもが抱えていることですからね。
そういった夜職から昼職への転職経験が多いのも、この業界に特化したエージェントを頼る理由になっています。
人間関係で揉めないようにサポートしてくれる
転職エージェントなら、あなたが転職先の人間関係で揉めないようにサポートしてくれます。
就職したあとにも希望があれば定期的に連絡をくれたりもします。
これはあなたの為でもあり、紹介した先の企業の為(つまり自社の為でもあります)でもあるので遠慮する必要はありません。
そもそも夜職経験があるのを前提で紹介してくれるため、未経験でも受け入れ態勢が整っていることが多いのもメリット。
様々なサポート(たとえばパソコンの使い方や資格取得の支援制度)もあるので自信を持って働けるようになるので、周りに気を使いすぎて疲れることも少なくなります。
なにより、一緒に働く先輩や同僚たちも夜職経験がある場合が多いので、あなたの不安や悩みを理解してくれるのが大きいですよね。
これは大手の転職エージェントでもできることではなく、夜職から昼職への転職に特化したエージェントだからこそできることなんです。
夜職から昼職への転職でおすすめの転職エージェントは『昼ジョブ』です。
昼ジョブがおすすめの理由は、転職エージェント本人が元キャバ嬢・ホスト・黒服などの夜職経験者が多いことです。
業界ならではの悩みも理解してくれるので本音で話すことができます。
「ネイルOK」「朝遅めの出勤OK」「服装自由」などから転職先を探せるのも嬉しいですよね?
昼職転職サービスで三冠を受賞している企業ですので安心してください。
無料で情報提供を受けたり、転職のサポートもしてくれますよ。
夜職から昼職への転職で大切なこと
夜職から昼職への転職で大切なことは、まずはあなた自身が夜職へのコンプレックスをなくすことです。
繰り返しますが夜職経験があるのはあなた自身の最大の武器と言い切れます。
自信を持ってくださいね。
そのうえで必要なのは、自分に合う業界や企業を見つけしっかりと転職対策を行うことです。
自分一人では心細いのなら、夜職から昼職への転職に特化したエージェントを活用していきましょう。
あなたの希望にピッタリに職場を紹介してくれるはずですよ。
もし、このような状態なら直接僕への相談も可能です。
「今の状態で転職すべきか?」
「転職エージェントについてもっと詳しく知りたい」
「とにかく話したい!愚痴を聞いてほしい!」
同業者しか理解できない悩みに最後まで寄り添い、解決のお手伝いをすることを誓います。